2022/12/30 16:19

2021年12月25日に

CD『ひとつ』をリリース。


このことは

とてつもなく

私にとって大きかった。


タイトルにも

リンクしてしまうが

ほんとうに

「ひとつ、ひとつ」

いろんなことを試しながら

積み上げてきた作品。




聴いていただいている

みなさん、

ほんとうにありがとう。


そして

ご協力いただき、

支えていただいた方々に

心から感謝です。




今、あらためて

『ひとつ』を

聴きながら

書き始めてみよう。


2022年は

少しずつライヴを

やれるようになり、

同時進行で

『ひとつ』の完全版・

ほぼ完全版

4点のアイテムの製作を

スタートさせた。




1枚1枚描くポストカード。


描く。と決めたのは良いが、

どんなものをモチーフに

描いていくことが

私が心の底から

ほんとうに望んでいるものなのか

を探しながら

鉛筆、色鉛筆で

デッサン、

水彩絵の具を使って

模写をひたすら続けた。



私が今拠点に置く

沖永良部、そして

縁の深い奄美大島

沖縄の至る所で

目にすることができる

バナナの木。


バナナの実がたわわと成る前に

大きく面長の花の蕾がぶら下がる。


その姿は、南国生まれではない

私にとって、

とても異形で神秘的だ。


実際のバナナの花の色には

「血」の色が混ざった濃い紅が

含まれている。



私はバナナの花を

モチーフにしながら

もう少し明るく、そして

飾っていただいた時に

どこか気持ちが和むものに

仕上げられないものかと思い、

試行錯誤を繰り返しながら

黄色とオレンジが強めで

水彩の滲む赤を使い、

仕上げていった。



『ひとつ』アナザーストーリー【その2】につづく。